2008-03-05
【回顧録】遠いリビア

seagull logoエジプトから西のリビアへ行くか、東のイスラエルへ行くか

アフリカ大陸の右上(北東)、エジプトにたどり着いた。そこから先の進路が、ぎりぎりまで決まらなかった。



>迷っていたわけではない。できればエジプトから、西のリビア、そしてチュニジアと行きたかったのだ。チュニジアから、もしも、アルジェリアへ行けたら、そのお隣はモロッコ。モロッコからアフリカ大陸に入ったので、これでアフリカ大陸を一周できたことになる。もし、アルジェリアがだめだった場合でも、チュニジアからなら、欧州へのフェリーがある。




しかし、リビアは、訳あって、日本人には、簡単には通れない国だった。


エジプトに入る前から、リビア入国に関しての情報は集めつづけていたのだが、結局は、

4WDに乗ったガイドを雇わないと、リビア国内は走行できない。ガイドは一日当たり400ユーロは覚悟。

とのことだった。


チュニジア方面からリビアを走り抜けてきた、というドイツ人ライダーにも会った。彼は、「リビア入国時に、形だけガイドを雇い、入国手続きをした。しかし、入国後はもう、好きに走って来れた」、とのこと。

やはり、日本人に対しては、リビア政府はかなり、神経をとがらせているようだ。



・・・

実は、し~がるが旅に出発する前の頃、日本人ライダーが、リビア遭難、遺体で発見されたという、忌まわしい事故があったのだ。

消息を絶ってから一年?数年?後、リビアの砂漠で遺体で発見された。砂漠の中にテントがあり、その中で亡くなっていたそうだ。方角を見失って遭難、水も食料も尽きて亡くなったのでは、と推測されているが、詳細は不明。

し~がるは、その人とは、面識は全くないが、もしリビア入国が成功すれば、何か弔いができたら・・・と思っていた。


・・・
リビアは、とても一日で横断しきれる距離ではない。し~がるは結局、西へ行くのをあきらめて、東のイスラエルへ進路を取った。



事故以来、日本人のリビア入国は厳しくなっているというのは、旅行者の間ではよくささやかれていました。しかし、故人や遺族を責めることにもなるので、あまり大きな声では言うことはできませんでした。し~がるがエジプトで、すぐに動けないでいたのは、このあたりの最新情報の入手で東奔西走?していからです。しかし、あえてブログでは、そのことを伏せていました。


(未だに?!)このブログを見てくださる方々に、故人や遺族を責める方はいないだろうと信じ、【回顧録】として書かせていただきました。

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4 コメント:

dada さんのコメント...

こうして旅の回・・録読むと
いろいろと難儀な旅をされ、
よくご無事で帰ってきたなと思うのです。
その中でdadaもよくコメントを
書いていますねぇ・・・(^^ゞ

2008年3月7日 8:14

し~がる さんのコメント...

dadaさん、コメントありがとうございます。

dadaさん、もしかしたら、コメント皆勤賞?

では、粗品を進呈します(=^_^=)
・・・((((( ^-)_□

2008年3月7日 13:16

dada さんのコメント...

粗品ありがとうございます。
<(_ _)>

ここのところ抽選があたる?
うん、当りますね・・・・ (*^^)v

ブログに書こうかと思いましたが、
こちらのコメントに書きますね。

お花のプレゼントとか・・・
(すでにトイレに飾ってある)
プログに写真を載せた花、
まだ元気に咲いています。

中部しんきんカードの
「fanfunキャンペ-ン」とか ^^

あと、インターネットで応募した「洗顔」など・
これ10日に届く^^

2008年3月8日 18:12

し~がる さんのコメント...

し~がるはクジ運が悪いので、抽選ものには弱いです。

でもこの前は、10人中3名に商品券がプレゼント!というもには当たりました!(=^_^=)

2008年3月9日 18:39

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