長旅を共にしたTETSUROHを手放しました。
(飛べ!世界へ!SEAGULL (ブログ2): さらば、TETSUROHと宣言しておきながら、忙しさのせいにして、再び月日は流れた)
そしてそれは、去年(2010年)の夏の日のことでした。
「はやぶさ」が満身創痍で地球に帰還、大気圏突入と共に燃え尽きた姿は圧巻でした。それを見て、し~がるは、
「TETSUROH(長旅を共にしてきた、SUZUKI ジェベル250XC)をいつまでもガレージでほこりまみれにしておく訳にはいかない」
と・・・
手放す決意をしました。断捨離。
最期の洗車の後、「その時」を待つ。
ナンバープレートと、Jマークはすでに外してある。
リアのタイヤは、ロシア製。
...やがて、「その人」が来た。
オイル漏れは見抜かれたが、エンジンを開けた形跡があるのを見て、逆にピストンが新しいと判断したのか、意外と高く評価してもらえた感じがする。ロシア製のタイヤに気づかれて突っ込まれたらどうしようかと思ったが。
交渉が終わり、荷台に載せられたTETSUROH
査定額Q漫円(+おまけでコックのないビッグタンク誤選円)
荷台隣のバイクはホンダXR
トラックはこの角を曲がり、TETSUROHの姿も見えなくなった。
(親友Sより)
さよなら銀河鉄道999より(一部修正)
少年の日が、ニ度と帰らないように、TETSUROHもまた、去って帰らない。
人は言う。
TETSUROHはし~がるの心の中を走った青春という名の自動二輪だと。
今一度、万感の思いを込めて警笛が鳴る。
今一度、挽回の思いを込めて自動二輪がゆく。
さらばTETSUROH。
さらばアフリカの旅。
・・・・・そして 少年は大人になる。
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し~がるの現在地は日本です。
© seagull リンクフリーですが、無断転載は駄目です。
9 コメント:
マシンとは言え誰も助けてくれない場所を一緒に走り続けた正に心の友ですね。
また誰かが999の最後のシーン同様に彼を伴って世界を走り抜けるのかも知れませんね。僕は彼の最後の雄姿を我が家の駐車場で見て触れただけに感慨深いです。
本当にお疲れ様でした。
手放すの・・・寂しいですね。
dadaの事
思い出したら
またブログに遊びに来てください。
今年も宜しくお願い申し上げます。
数年前、ブラウジング途中で貴ブログに出会い、bookmarkの整理中に本っ当に久しぶりに開いたら更新してあったので、足跡を残させてください(もう止めてしまうんですものね)。
当方SEAGULLさんの、T中K高の同級生。Nさんがやってのけた、壮大な経験がうらやましいです。自分にはきっとその決心も根性もないでしょう。
今後もご活躍を。【 H 】
感慨深いだなんてそんな。さぞかしTETSUROHも喜んでいることでしょう。
ところで、記事のタイトル横のかもめロゴ、表示されているでしょうか。こちらではリンク切れになっているようで、ロゴが表示されていません。すべての記事の、タイトルロゴのリンク先を書き換えるわけにも行かず、戸惑っています。(>_<)
>dadaさん、
行っているのですが、コメント残さずじまいでした。すみません。
>匿名さん
H?もしかして・・メールをいただけませんか(サイト内をよく見るとわかります)。
あるいは、もう一度、記事にコメントで書いてもらえませんか。現在このブログへ書かれたコメントは、すべてし~がるが見てから、マニュアル操作で公開しているので、実名などを書かれても公開しないようにしますから。
・・・マニュアル公開ゆえ、せっかくコメントをいただいても公開し忘れていたコメントも過去にはあったりする・・・
かもめロゴ・・表示されませ~ん!
初めまして、私もジェベル250XCに乗っていて、ジェベル関連の情報?出来事をブログにしています。
ステータコイルの故障で情報を集めている時に貴ブログにたどり着き、自分も乗っているジェベルで大陸横断やアフリカ一周を成し遂げた事を拝見し、大変驚いている次第です。
私のブログは訪問者も少ないのですが、まだジェベルに乗り、ジェベルの情報を集めている方にこの偉業を伝えたいと思いました。
はやりのトラックバック?はやり方がよくわかっておりません故、直接私の記事中にリンクを張らせて頂きたいと思っていますので、是非リンクの許可をお願い致します。
thepowerstationさん、
コメントありがとうございます。
し~がるメモ: ジェベルのステータコイルは4~5万キロで壊れる
から来られた感じでしょうか。
ご覧の通り、当ブログは更新が遅滞しており、ロゴマークのリンクが切れても修復する時間のない状態です。
私し~がる自身、なんとか早く、このブログを成仏?させてあげないと、と思っているのですが。
リンクはご自由にどうぞ。このブログの下の方に、この記事へのリンクを張るためのリンク(クリックすると、リンク用のhtmlができる)もあります。
あらためて、ご挨拶申し上げますね、取り急ぎ返信まで。
thepowerstationさん、
ステータコイルをご自身で直そうとされたのですね。その気合いに拍手を送ります。
お気づきのように、絶縁がしっかりとできていなければならず、基本的に一般の人が一般の工具で工作できるものではないそうです。できたとしても、し~がるメモ: ジェベルのステータコイルは4~5万キロで壊れる
にありますように、1万キロ程度で再び壊れます。ナミビアや南アフリカにいた時、バイク屋経由で、電機工場に修理に出してもらいましたが、それでもその結果でしたから。
日本国内で走る分には、大きな問題にならないでしょうが(パーツはすぐに取り寄せられる)、海外の長期ツーリングでは、これには参りました。
拙い文章ですが私のブログにてリンクさせて頂きました。
仰る通りステータの自作はなかなか難しく、今回はついに挫折してしまいましたが、次こそは?とリベンジの機会を伺っております。(壊れないに越したことはないのですが)
今はまだ2005年の6月分を拝読させていただいている所ですので、これからもお邪魔致します。
ありがとうございました。
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