2008-01-19
源氏物語千年紀

seagull logo今年は『源氏物語』ができてから千年だそうです
正確な成立年ははっきりしていないそうですが、1008年には、宮中で読まれていたという記録があることから、1008年を成立年として、今年を千周年記念年(言いにくい!)としているようです。

>紫スケベ、じゃなかった、式部による世界最古の長編エロ小説です・・・・・世界最古の長編文学としては、海外のほかの作品を指摘されてきているので、世界最古の長編「エロ」小説、と限定しました(笑)。



し~がるはよく、『源氏物語』を機動戦士ガンダム(ファーストガンダム)に例えます。


源氏物語以前には、『竹取物語』などに代表される、伝奇物語(世にも不思議な内容の物語)の流れと、『伊勢物語』などに代表される、歌物語(話の要所要所で、和歌が出てくる物語)の流れがありました。

その二つの流れが、この『源氏物語』で一つに統合されました。
源氏物語には、伝奇物語のような、世にも不思議な内容が出てきたり、歌物語のように、要所要所で和歌が出てきたりします。

いわば、平安文学が『源氏物語』によって一つの「完成」を成し遂げたわけです。

でもって、その後は、『源氏物語』の二番煎じのような作品がが続くわけです。

うまい具合に、『源氏物語』は西暦一千年頃=平安時代のちょうど真ん中にできました。したがって、平安前期の文学が、ど真ん中の『源氏物語』に集約され、平安後期には、その二番煎じが出回る、といった感じです。

同じような事を言っているページを偶然見つけましたので、参考まで。
うれしたのし文学史



はい、でもって、ガンダムに話を移します。

機動戦士ガンダムは、それまでの子供向けロボットアニメの流れの集大成なわけです。
ガンダム以前のロボットものは、『ゲッターロボ』、『コンバトラーV』などに見られるように、合体ものが基本でした。ファーストガンダムも、合体ロボでしたねぇ。初期のガンタンクが二人乗りだったのも、合体ロボの流れを汲んだ結果と思うのはし~がるだけでしょうか。

『魔女っ子メグちゃん』、『サリーちゃん』などの少女アニメ系の流れを拾うためでしょうか、女性キャラがやたらと増えています。それまでのロボット(=男の子向け)アニメといったら、主人公側の女性キャラといったら、「一人」と相場が決まっていました。

また、これらの作品に見られる伝奇性(魔法を使う)が、「ニュータイプ」として、再現されたのかもしれません。

あと、悪役?が毎週、倒されていくパターンが変わったのもガンダムからですよね。

そんなわけで、機動戦士ガンダムを持ってして、日本のアニメは一つの「完成」を成し遂げたわけです。

でもって、ガンダムが大ヒットしたあとは、その二番煎じみたいなロボットアニメが、雨後のたけのこのように出てきましたねぇ。あえて作品名は書きませんが。

そして今なお、ロボットアニメはまだ、ガンダムの延長線上から抜け出せないでいるように見えて仕方ありません。


それゆえ、前回の記事に書いた『ヤッターマン』復活が、新しい流れを作る起爆剤にならないか、と思ったりするわけです(・・・って、そこに話を持っていくか!?)。
あのアニメは、「わが道を行く」的な感じがします。タイムボカンシリーズの中での一作品ですが。

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6 コメント:

dada さんのコメント...

ガンダムで、みんめい?とか
歌手が出てきますよね?
あまりロボットの方はよく知らないのですが、
その歌手の歌声が大好きで、
友達がテープに入れてくれて、
歌詞も書いてくれて
繰り返し何回も聞いたのを覚えています。

2008年1月19日 17:17

し~がる さんのコメント...

dadaさん、コメントありがとうございます。

ミンメイと言ったら、マクロスですね(^-^)。漢字で書くと、「明美(ミンメイ)」。

歌手>飯島真里の「愛・おぼえていますか」のことでしょうか(^^)。

し~がるは、ガンダムにはさほど、はまりませんでした。ただ、当時、周りがみんな、騒いでるなぁ、ということで再放送のTVアニメをたまに見た程度でした。でもまあ、そこそこ好きです。詳しくないですが。


マクロスも、実はし~がる、TVも劇場版も、一度も見ていません。当時、映画が公開されて、世間で騒いでおり、なんじゃらほい、と思っていたら、耳にした飯島真里(飯島愛とよく、ごっちゃになった)の曲、「愛・おぼえていますか」にはまり、マクロスについて、あれこれ関心を持つようになりました。

で、本屋で小説版のマクロス(TV版と劇場版)を読みました。そんな感じです。

2008年1月20日 17:26

匿名 さんのコメント...

ヤッターマンは私が3、4歳位の時に見た記憶があります。
先日も初回放送を見てしまいました。(^0^)

結末は解るけれど、見入ってしまう部類の作品。

いわゆる…
水戸黄門ですね。(笑)


「おしおきだべ~」のお仕置きを見るのが好きです。
私って「S」???

2008年1月20日 17:56

し~がる さんのコメント...

わらびさん、コメントありがとうございます。

水戸黄門!そうそう、そんな感じですよね。ほかに、志村けんのギャグも、似たようなものがあると思います。

結末はわかっているから、ある意味安心感があるんです。でも、その結末へは、今日はどんな流れでたどり着くのか・・・みたいな感じで楽しめるのが好きです。

・・・って、こういう考え方、年よりくさいかなぁ?

2008年1月20日 18:03

dada さんのコメント...

ガンダムやマクロスって
同じに見えます。

dada そうとう勘違いしてました。
(^^ゞ えへへ。

2008年1月21日 12:42

し~がる さんのコメント...

dadaさん、お気持ちわかります(笑)

まあ、作る側も、同じ柳の下からは、何度もドジョウがすくえると思っているようですし。


二番目のガンダム、ゼータとかいうのは、完璧、商業主義だったそうです。アニメのセル画も、できるだけ手間ひま、枚数が少なくてすむように作っていて・・・


二番煎じ組のマクロスは結構続きましたが、ボトムズ、オーガスとかは、どうなったんでしょう?

2008年1月21日 19:59

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