トルコの情勢

トルコの情勢が不安定であるかのような報道がなされていますが・・・

去年、お世話になったネブランに尋ねてみましたが、大したこと無いようで。

>ＮＨＫ総合『沸騰都市４』で、トルコが特集されていました。これまでにも、スカーフ着用問題で、日本でもニュースになったことがありますが。

果たして現在のトルコ、そんなにやばっちぃ状態（国家が不安定）なの？と、ネブランにメールで問い合わせてみました。したら、大したことない、平穏だよ、みたいな返事でした。


改革の祖、アタチュルクが、「日本の明治維新を見習え！（←そう言っていたそうです）」と言って近代化を図る中、政教分離を徹底したのです。これは大事な要素だと思います。沈黙の艦隊でも、海江田艦長は、政教分離を徹底している日本政府に近づいたことを思い出します。

およそ、日本人の感覚だったら、「信教の自由、スカーフくらい、いいじゃないか」と言いたくなりそうです。しかし、スカーフ問題は、国内の（熱心な？）イスラム勢力の台頭、そしてトルコのイスラム国家化（イスラムの国教化）を懸念して、大問題化しているようです。

トルコは９９％のなんちゃってムスリムの国です。酒も飲んでいます。お祈りなんてしている人、めったに見かけません。日本に仏教徒が多い？といっても、国民の大多数が熱心に信仰しているのかと言えば、そうでないのと同じようなもの。
さしずめ、日本で仏教勢力（創＊＊会？）が台頭してきて政治の実権を握りかねない、という懸念みたいなものでしょうか。

ほかに例えるなら、自衛隊問題と似ているかもしれませんね。
自衛隊の海外派遣、軍備などで、いちいち国中が大騒ぎ。しかし、海外の国の人から見たら、「なんで？アホか？」と言われてしまいそうなあたりが。

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